古代のロマンを肌身で感じる!アブ・シンベル大神殿

荘厳な雰囲気漂う古代エジプトの神殿

エジプトの最南部、ナイル川上流一帯のヌビア地方にあるヌビア遺跡群は世界遺産に登録されている場所です。そのなかで、もっとも巨大な神殿がアブ・シンベル大神殿です。アブ・シンベル大神殿を建造したのは、第19王朝3代目ラメセス2世で、紀元前1264年〜紀元前1256年にかけてつくられました。
神殿の正面入口には、高さ22mにもなるラメセス2世の像が4体も並んでいます。もともとは王の権力を象徴するために彫られた像ですが、現在では迫力満点で観光客を出迎えてくれます。奥行き63mの大神殿の最深部には至聖所があり、宇宙創造のプタハ神、王の守護神アメン・ラー、太陽神ラー、これら神々に並んでラメセス2世の石像が安置されているのです。これはラメセス2世の神格化を表しています。王は巨大な神殿を築き、その奥に神々と自分を並べることで、エジプトの絶対的な力と自身の持つ威光を国内外に知らしめようとしたのです。

王様万歳!とにかく王を称賛する建築

至聖所までの道のりの途中には、列柱室という部屋があります。その壁にはヒッタイト王国と交戦した「カデシュの戦い」の様子が刻まれており、ラメセス2世の武勇を讃えています。また、列柱室に並んだ柱はすべてオシリス神に扮したラメセス2世の石像です。さらに入口の脇には、ラメセス2世とヒッタイトの王女との婚姻を祝う碑石があったりと、アブ・シンベル大神殿はまさにラメセス2世尽くしの建造物なのです。
王を讃えるものが数々お目見えしますが、神殿内は撮影禁止となっているので注意してください。

フライアゴーとは

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